FC2ブログ

幽霊花

終わった。

全5部作読破。
元をただせば、かの有名なゲーム弟切草の小説版にはじまる。
この弟切草をプレイしたことはない。

高校2年の頃、遊園地に遊びに行った。
弟切草というお化け屋敷みたいな期間限定アトラクションに入る。
当然だが、ストーリーなんてまったく知らん。洋館に迷い込んだ?バイオハザード?

当時は朝と昼休みに読書をする習慣があった。
よく読んでいたのは角川ホラー文庫、そして同文庫より書店で見つけたのが弟切草。


作者はゲームと同じ、だが小説版は以下のように3部作構成をとる。
弟切草→彼岸花→寄生木

ただ、弟切草→彼岸花に話のつながりはなく、最終作、寄生木にのみ両作品がからんでくる


■弟切草
あるゲーム作家が彼女とドライブ中、妙な洋館に迷い込む。
そこで怒る恐怖体験、そしてヒロインの出征の秘密…。


■彼岸花
初対面の3人の女子大生。
偶然にも京都行き新幹線で会っただけの彼女らは、意気投合。
一緒に京都旅行をすることに。
そこで体験する恐怖。白塗りのお面と振袖姿のお篠さま。
そもそもこの3人が出会ったこと、これは偶然なのか?


■寄生木
本作の主人公はなんと作者本人。
ある日作者の下に、弟切草の主人公を名乗る人間から電話がある。
あれは本当にあった話だ。

同じ頃、この作者のアシスタントを勤める女性にも電話がかかってくる。
相手は彼岸花の主人公の名を名乗った。
あれは本当にあった話だと…。


文章のタッチは軽い感じがするが、
この3部作の構成が好きだったので高校の頃読んだ小説としては、
かなり好きなシリーズに入る。



それから数年後。
彼岸花にアナザーシナリオ2作品が発生した。
もともと弟切草は選択肢によって話が変わることが売りのゲーム。
今度はそれを、小説媒体でやろうというのだ。

■死人花
タイトルは彼岸花の異名から。
大筋はまったく同じ、しかし結末はまるで違うものとなる。


■幽霊花
弟切草と彼岸花の融合。
弟切草の主人公と彼岸花の主人公が出会い、物語はクロスする。
弟切草事件の3年後を舞台にして、弟切草の登場人物が彼岸花の話に関ってくる。
ラストは弟切草の出来事も深く絡んできて、スムーズに寄生木につながる気がする。。。


同じ話でもこんなに変わるんだなぁと感心した。
イライラするシーンが多かったが。。。


最近、この作者が久々?にゲームドラマを発表。
Wiiソフト『428 ?封鎖された渋谷で?
これは面白いかもしれない。

※なお、彼岸花はゲーム化もされたようだが、売上不振はすさまじかったらしい。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

えくしあ

Author:えくしあ
更新再開。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる